レビトラとシアリスを比較・なにが違う?特長は?

レビトラとシアリスを比較・なにが違う?特長は?

シアリスはレビトラの後に作られたED治療薬!有効成分は他の病気の治療にも使われる

シアリスは、レビトラの後に製造されたED治療薬です。イーライリリー株式会社が開発しており、日本では2007年7月に製造販売が承認されています。有効成分として「タダラフィル」という物質が使われています。用量ごとに5mg、10mg、20mgの3種類が作られています。

シアリスは、やわらかな作用で自然な勃起になり、従来のED治療薬と比べると、長時間作用するのが最大のメリットです。しかも、ほてりなどの副作用が出にくいため、広く用いられるようになっています。シアリスは、ED治療薬のシェアの40%を占めています。

シアリスの有効成分であるタダラフィルは、他の病気の治療薬にも使われています。「アドシルカ」という薬は、肺動脈性肺高血圧症に用使われる薬です。この場合には、アドシルカは1日1回、タダラフィルとして40mg分使われます。

2つ目は、2014年に前立腺肥大の治療薬として承認されている「ザルティア錠」です。2.5mgと5mgの2種類があります。こちらも1日1回、タダラフィルとして5mgの投与が定められています。尿道の圧迫を緩和する作用や、排尿障害や残尿感を改善する作用があります。

シアリスはレビトラよりも効果が長続きする!持続時間は最大36時間

シアリスの特長は、効果の持続時間が他のED治療薬よりも長いことです。

シアリスの添付文書には「薬物動態」という項目があります。薬物動態とは、薬の成分が体内に吸収されてから、排出されるまでの推移をあらわしたものです。薬物動態には「Tmax」という数値があります。Tmaxとは、薬の成分の濃度が最大になる時間のことです。

レビトラの有効成分「バルデナフィル」のTmaxは42分~54分です。レビトラは、ED治療薬の中でもっとも効果が出る時間が早いという特長があります。持続時間は、最大で10時間です。

シアリスは効果が出るのに3時間かかります。しかし一方で、効果の持続時間は最大で36時間です。金曜日の夜に服用すると、日曜日の昼間まで長時間作用することが認められているために「ウィークエンドピル」とも呼ばれます。

1度服用すれば、効果が長時間続くため、性行為を行うタイミングを気にしなくていいのがシアリスの強みです。

シアリスの有効成分であるタダラフィルは、水に溶けにくい性質があります。ゆっくりと体内に吸収されるため、効果が長く続くのです。

効果の出る早さならレビトラ!効果が続く時間ならシアリスがおすすめ!

効果をできるだけ早く求めるならレビトラを、効果の持続性を求めるならシアリスがおすすめです。

レビトラは、最短15分で効果が出はじめます。また、服用から45分で効果が最大になります。すぐに挿入できるようになる一方、人によっては、「早くしないと」という焦りやプレッシャーを感じるかもしれません。

シアリスは、効果が出るまでに3時間かかります。一方、服用してから36時間まで効果が続きます。シアリスの最大のメリットは、時間を気にせずに性行為ができることです。

また、シアリスは、レビトラに比べて、食事の影響を受けにくいという特長もあります。

レビトラとシアリスの効果は一長一短です。自分のライフスタイルに適したものを選ぶとよいでしょう。

レビトラとシアリスを併用することは避けましょう。2つの薬を一緒に飲めば、それだけ勃起効果や持続時間が延びると考える人もいるかもしれません。しかし、レビトラとシアリスを併用すると、重い副作用が起こる恐れがあります。

レビトラとシアリスは、基本的な作用は同じです。どちらも血管を広げ、陰茎に血液が流れ込むよう働きかけます。一方、血管が広がると血圧が下がります。2つの薬を同時に飲むと、血圧が下がりすぎて、血液の流れが悪くなり、脳卒中など重い病気が起こる危険があるのです。