「レビトラの副作用ってなに?対処法はあるの?」
レビトラはEDを治す薬とはいえ、副作用があります。軽度なものから重度なものまでさまざまです。この記事では、レビトラの副作用について解説しています。
- 主な副作用
- まれな副作用
- 副作用が出やすい人
もくじ
主な副作用は頭痛やほてり!原因はレビトラの血管拡張作用
レビトラの主な副作用として、顔の火照りや目の充血、頭痛や動悸に鼻づまりなどがあげられます。こうした症状は、服用している人の多くにあらわれるもので、過度に心配する必要はありません。
- 顔の火照り
- 目の充血
- 頭痛
- 動悸
- 鼻づまり
副作用として、光に過敏になったり色が変化して見えたり、胸やけや背部痛が起こったりすることもあります。これらの症状は、レビトラが作用している4時間から6時間の間に治まります。
頭痛は、血管を拡張する作用が関係しています。副作用が気になるときには、他のED治療薬も試してみて、自分のあったもの探してみるとよいでしょう。
レビトラを服用するときは添付文書をよく読み、気になる症状が出たときは医師に相談しましょう。
国内の使用成績調査では、レビトラ5mgと10mg、20mgを投与した総症例913例中、257例で副作用が確認されています。主にほてりが多く、他に頭痛や鼻閉、心悸亢進などが出ています。
海外だと総症例7,080例中2,206例に症状が出ていて、こちらでは消化不良やめまいなども確認されています。
ごくまれにアナフィラキシーや持続勃起症など重い副作用が起こることもあるので注意!
レビトラを服用すると、ごくまれに重い副作用が起こることもあるので、注意が必要です。
- アナフィラキシー反応
- 持続勃起症
レビトラを服用することで、アナフィラキシー反応が起こることがあります。
アナフィラキシー反応は、発症から極めて短い時間のうちに、全身にアレルギー症状が出ることです。
アナフィラキシーは特定の物質が体内に入り込んだときに起こり、皮膚や粘膜、呼吸器に消化器、循環器など、全身に症状があらわれます。
血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては、命を脅かす危険な状態になることもあります。短時間で症状が出ることのが特徴です。発症までの時間は、原因となった物質や患者によって違います。
薬や蜂の毒などは、早く症状が出る傾向があります。食べ物は胃や腸で消化されて吸収されるまで時間がかかるので、発症に時間がかかることが多いです。これが原因で心停止に至った例だと、平均時間は薬物だと5分で、蜂の毒は15分、食べ物は30分とされてます。一度おさまった症状が再び出ることもあります。
人によっては、レビトラに含まれている成分がアナフィラキシーの原因となることもあります。
レビトラによって起こる副作用として、続勃起症や視覚異常も挙げられます。持続勃起症は、勃起が4時間以上継続する病気です。視覚異常が起こると、光に敏感になったり、色が変化して見えたりします。
これらの症状があらわれたら、すぐに病院を受診し、医師の処置を受けましょう。
こんな人は副作用が出やすい!血圧に問題のある人や肝臓の弱い人は注意
レビトラは、人によっては副作用が起こりやすくなるので注意しましょう。
肝障害を患っている人は、レビトラの副作用が起こりやすいです。レビトラの有効成分「バルデナフィル」は肝臓で分解されます。肝機能が弱まっていると、バルデナフィルの分解が遅れます。
バルデナフィルが分解されず、体内の濃度が高まると、作用が強くなりすぎて、副作用も起こりやすくなるのです。
65歳以上の高齢者は肝機能が低下している可能性があります。そのため、レビトラの副作用が起こりやすいので、注意が必要です。
レビトラを使用する際は、用量の低い5mgから始めるとよいでしょう。
レビトラは、血管を広げる作用をもつ薬です。血管が広がると、血圧が低下します。心血管系の病気の人は、レビトラの作用によって病気が悪化する恐れがあります。
海綿体に異常がある人や、事故や怪我が原因で、陰茎が曲がってしまってる人も、レビトラは慎重に使う必要があります。